うちの子、何だか他の赤ちゃんと比べて手がかかってホントに大変…もしかして発達障害なんじゃ…?
気になる点がたくさんあるけど、うちの子って発達相談するレベルなのかしら…?
こんな心配をされている方に発達障害グレーゾーンの我が子の0歳当時の特徴をご紹介します。
- 0歳当時に感じた違和感(特徴)10個
- 違和感(特徴)の解消時期
こんにちは。顔デカ母ちゃんです。
私の3歳の長男「デコ坊」はADHD(注意欠陥多動性障害)傾向が強めな発達障害グレーゾーンで、2歳から療育を受けています。
デコ坊(3歳)の特徴
- 攻撃的…おもちゃを力ずくで奪う、ゆく手を阻む友だちに危害を加える
- 衝動性が強い…誘惑に弱く興味のままに行動し、集団行動できない
- 正義感が強い…自分の正義に反する行動をみると自ら制裁を加える
- はじめての場所やイベントが苦手…不穏になり少しの刺激で癇癪を起こす
0歳当時は初めての子育てだったこともあり「赤ちゃんなんてそんなものだろう」と自分に言い聞かせ、気づかぬふりをしていました。
ですが次男(1歳、今のところ定型発達)の子育てを経た今、「やっぱりデコ坊はちょっと人と違ったなぁ」と改めて感じるところが多々あります。
今回は、まだ発達障害を指摘される前の0歳期に感じた10の特徴をまとめました。
0歳で感じた10の違和感
1.よく泣く・泣き止まない
●落ち着いた時期:1歳後半 ※3歳現在も癇癪時は30分継続
飲む、食べる、ドライブ以外の時間は常にグズグズしていました。
一度泣き始めると、1時間位は何をやっても効果なし。なす術もなく、泣き続ける我が子を抱っこしながら力尽きて寝るまでただひたすら待ち続けるしかありませんでした。
あまりにも激しく長時間泣くため、ご近所さんに虐待していると疑われて通報されないかとヒヤヒヤしていました。
おっぱいをあげるとすぐ泣き止むので、安易に頻回授乳した結果、ぶくぶく太って肥満児に…
成長曲線を大きくはみ出し、検診で怒られました。
2.攻撃的
●落ち着いた時期:3歳半
おもちゃなどを力ずくで奪うのはもちろん、縄張り意識が強いのか、他の子が近づいてくるだけですぐ攻撃していました。
また、「ほしい」「いやだ」「おもしろそう」などの感情が表情から全く読み取れず、まるで生理現象であるかのように無表情で、しかも目や口などの急所を的確に攻撃しているのが印象的でした。
0歳の頃は貸し借りの概念がないためしょうがないと思っていましたが、こどもの社会生活に大きな影響を及ぼすこの特性は3歳半まで続き、のちに最も本人と私を苦しめる要因となっていきました。
お友達への攻撃をすぐに阻止できるように、常に手が届く位置にいなければならず、ママ友たちの会話の輪から頻繁に抜けるため、次第に疎外感を感じるようになってしまったのが地味につらかったです…
3.音に敏感
●落ち着いた時期:2歳 ※3歳頃から兄弟の泣き声に対して過敏に反応、イヤーマフ装着中
就寝時、少しでも物音がすると起きて泣き出すデコ坊。
寝室から離れたキッチンで、皿が少し触れる音でさえも起きてしまうため非常に神経を使いました。
また寝かしつけの際、体は触れていなくてもママが離れると必ず察知して泣き出すため、デコ坊が寝ている間は全く身動きをとることができませんでした。
4.ママじゃないとダメ
●落ち着いた時期:2歳半
パパや祖父母、保育園や児童館の先生などに預けようものなら烈火の如く泣き続け、手がつけられませんでした。
これが原因で、保育園では「先生が手薄となる延長保育の時間は対応できない」と断られ続け、時短勤務を継続せざるを得ませんでした。
またやむを得ず預けた後は、いつにも増して後追いがひどくなり、遊ぶ時も食べる時も寝る時でさえも、ママの服の袖口をつかんで決して離しませんでした。
一人の時間が全くとれないので息抜きができず、精神的につらかったです…
パパにお願いしても「子どもが泣いて嫌がるからかわいそう」と言い訳され、逃げ場がない状況でした。
5.一人遊びできない
●落ち着いた時期:2歳半
デコ坊は全く一人遊びができませんでした。ママに触れられる位置にいなければ不安でしょうがない様子で、少しでも離れるとすぐ泣き出すため、ほぼ1日中抱っこをしていました。
0歳は後追いのピークでもあるので、他の子も後追いはしていましたが、デコ坊のように数秒も離れられない子は稀でした。
6.言葉が遅い
●落ち着いた時期:現在進行形 ※3歳時点で同月齢の子より半年程度遅れている印象
1歳が近くなると周りの同月齢の子たちは意味のある単語を1〜2語話していましたが、デコ坊の初単語は1歳半頃、しかも聞き手が「おそらくこの単語のことだろう」と推測して何とかわかるレベルでした。
一方でこちらの話を理解する能力は月齢相当にあったと思われ、呼びかけにはそれっぽい反応をしていました。
この「理解しているのに伝えられない」というもどかしさがストレスとなり、のちの癇癪や攻撃的な行動の悪化へと繋がっていったような印象があります。
7.笑わない
●落ち着いた時期:2歳半
0歳の頃はほとんど笑うことなく、常に仏頂面をしていました。
好きな音を聞かせると少しニヤリとする程度で、あやしても基本的に無反応、時には泣き出すことさえありました。
くすぐったりなどの物理的な刺激にも体をよじらせるだけで、笑うまでには至りませんでした。
常に不機嫌な人と一緒にいるって地味につらいですよね…
「天使のような笑顔」という最大のご褒美を奪われ、この頃は育児に楽しさが見いだせなくなっていました。
8.目が合わない
●落ち着いた時期:2歳半
名前を呼んだりあやしたりするとこっちを向くものの、目は合いませんでした。
視線から察するに、ママが呼びかけている時はママの動く口、あやしている時はママの動作など、動くものを目で追っていたと思われます。
また、あやしている最中でもすぐに何か別のこと(目に入ったものや音など)が気になりはじめ、そっちの方を向いてしまうことがほとんどでした。
9.真似しない
●落ち着いた時期:1歳頃 ※踊りの真似は2歳頃〜
一般的に7〜8ヶ月頃から始まると言われている赤ちゃんの模倣。
デコ坊が一番最初に真似(パチパチ)をしたのは1歳を過ぎた頃でした。
しかも真似をするのはパチパチとバイバイのみ。
ちなみにバイバイは、手のひらを縦にひらひらさせる、「おいで」のジェスチャーのような形式で、手のひらを横に振る一般的なバイバイは3歳現在もできません。
10.音楽に反応しない
●落ち着いた時期:3歳
赤ちゃんは好きな音楽が聞こえるとニコニコしながら体を動かしたり手をパチパチしたりしますが、デコ坊は無反応でした。
テレビなどで歌ったり踊ったりするシーンを観ることには興味があるようでしたが、自らのアクションにはつながりませんでした。
うちの子、発達障害かも…と思ったら
10個の特徴に当てはまったからと言って必ずしも発達障害とは限りませんし、逆に当てはまらなかったから定型発達だとは言い切れません。
ただ、これらの特徴があったデコ坊が、1歳半で発達障害の指摘を受けたのは事実です。
このブログをご覧になっている方は、恐らく「自分のこどもは発達障害なのではないか」と心配されていらっしゃるのではないかと思います。
療育は少しでも早い方が良いと言われています。
まずは自治体にご相談されることをお勧めします。
相談内容は自治体に記録され、検診などの機会があるたびに近況のヒヤリングがあり、経過を追ってくれます。
ウチの自治体は、次男の検診に行った際も長男(デコ坊)のヒヤリングを受ける程の手厚いフォローがありました。
親身になって話を聞いてくれますし、もし必要だと判断されれば専門家や、必要な機関へ繋いでくれるため、いざという時にスムーズに療育に移れるというメリットあり、早期の相談は決して無駄ではないと思います。
もし結果的に発達障害ではなかったとしても、上記10項目のいくつかに該当するお子様を育児中の方は、相当な負担やストレスを抱えていらっしゃることと思います。
私もノイローゼ寸前でした…
その負担やストレスを少しでも和らげるという意味でも、発達障害かどうかに関わらず、1度自治体にご相談してみてはいかがでしょうか?
第三者と状況を共有できるだけでも精神的にだいぶ楽になりますよ。
1歳半検診で初めて発達相談をした際のようすはこちらをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。