プロフィール

私の息子「デコ坊」はADHD(注意欠陥多動性障害)の特性が強めな発達障害グレーゾーンで、2歳から療育を受けています。

今回は私「顔デカ母ちゃん」と、被験者「デコ坊」の自己紹介をしたいと思います。

顔デカ母ちゃんのプロフィール

夫の転勤で引っ越してきたため、親族は全員遠方。頼みの綱である夫もブラック企業で酷使され、家では全く使い物になりません。

おまけに田舎なのでファミリーサポートなどの預け先や、母子分離の療育機関もなく、仕事以外は常にワンオペしています。

要領が悪いので家事まで手が回らず家の中は荒れ放題…

当然仕事も就業時間内には終わらず、有給取得なんて夢のまた夢。なかなか療育の時間も確保できず、常に罪悪感に苛まれています。

その上、頻発するデコ坊の癇癪や、保育園からのトラブル報告などで精神的にも追い詰められ、毎日叫び出しそうになりながら(たまにホントに叫んでますが)、それでも何とか必死に生きています。

今は、目の前に高くそびえ立つ「小1の壁」をどうやってぶっ壊すか模索中です。

デコ坊のプロフィール

こんな特性を持つデコ坊ですが、保育園で様々な経験をし、傍若無人な弟と日々格闘する中で、ゆっくりとではありますが確実に成長しています。

成長につれて抱える問題もどんどん変化していきますが、自分で試行錯誤しながら何とか気持ちに折り合いをつけることもできるようになってきました。

このブログを始めた理由

特に自分の意見も持たない、機械音痴の私がこのブログを始めた理由は2つあります。

1つめは状況を客観視して正気を保ちたかったから、そして2つめは、この経験を体系的にまとめれば誰かの役に立つかもと思ったからです。

状況を客観視して正気を保ちたい

当時は次男の育休中だったため、癇癪持ちのデコ坊と産まれたての次男に、24時間365日付きっきりでした。

精神的に疲弊し、どうでもいいことで子供たちに対してブチ切れることが頻発するように…

その負のオーラが子供たちに伝播し、更なる癇癪が引き起こされ、毎日地獄絵図のようでした。

「このままだと誰か病む」と危機感を抱いた私は、対策を考え始めました。

そこで思いついたのが実験プロセスにのせて問題行動に対処する方法でした。

デコ坊を被験者として、観察→仮説→実験→考察のプロセスにそって問題行動に対処することで状況を客観視し、正気を取り戻せるかもと思ったんです。

ただ、私は超絶飽きっぽいので、3日坊主にしないように実験レポートの提出を義務化する必要がありました。

そこでレポートをブログで公開することで半ば強制的にこの取り組みを継続させることにしました。

効果があったかどうかは不明ですが、今のところ家族全員病まずにすんでます。

経験を体系的にまとめればきっと誰かの役に立つ

1歳半で保育園から発達障害の指摘を受けてから、私は検索魔となりました。

ホントは発達障害じゃないと信じたい気持ち、直面している他害行動を解決しないとヤバイという焦り、デコ坊の将来への不安、などなど…

色んな気持ちを抱えながら、ありとあらゆるサイトを隅々まで読み漁りました。

でも…

部分的には当てはまるけど、他は全然違う。提案される解決策を試しても全然効果がない。

ブログもたくさん読みましたが、日記形式が多く欲しい情報がすぐ手に入らないため、途中で挫折してしまいました…

発達障害は困りごとも解決策も十人十色、結局はその子オリジナルの対応が必要なんだと療育に通って初めて知りました。

だからこそ、我が子の発達障害を疑っている方、療育に繋げてもらえなかった方などは、ピンときて参考になる細かな事例がもっともっと欲しいはず。

検索魔だった2年前の私のために。

そしてデコ坊と同じ特性を持つお子さんの保護者の方に少しでも参考になるように。

こんな理由で、この数年間の闘いの記録を体系的にまとめて、ブログで公開しようと思いました。

ブログの内容(予定)

まだまだ始めたばかりで、何をどこまでできるかわかりませんが、こんな内容を公開していけたらいいなと思っています。

• デコ坊の特徴(年齢別)
• 保育園でのトラブル・対処法
• 療育のこと
• グレーゾーンならではの悩み
• 実験レポート(色んなことを試した結果)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。